人麻呂が見た景色:靡けこの山

靡けこの山

「…(略)妹が門見む 靡けこの山」人麻呂の長歌の一節です。古代人は、山を精霊の宿る神秘の地と見ていました。その神々のこもる不動の山(高角山)に向かって「靡けこの山」と叫んだのです。

名称靡けこの山(なびけこのやま)
場所江津市金田町(県道112号線沿い)
交通アクセスは、写真の場所を示しています。
(JR)JR三江線千金駅から徒歩5分又は、JR江津駅からタクシーで約10分
その他万葉集巻二 一三一長歌最終章に「…夏草の 思ひ萎えて 偲ふらむ 妹が門見む 靡けこの山」としている。
地元では、“この山”を高角山としてご案内させてもらっている。
いよいよ江の川を渡る 妹が完全に見えなくなる 人麻呂の悲痛の叫びとなっている。

万葉の歌碑めぐり全体MAP

江津市の記事のシェアはこちらから!
  • URLをコピーしました!